【剣盾シングルS14使用構築】カバドラパゴリラ【最終5位/レート2122】

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コンセプト

・構築内におけるサイクルと積み展開の両立。2つの動きから各エースを通す

・構築に柔軟な試合展開が可能な要素を多く盛り込む。構築+立ち回りで対応可能な幅を広げる

 

構築経緯

1.f:id:siokouzi_2:20210131032801p:plainf:id:siokouzi_2:20200203165451p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171556p:plain

・残飯ラグラージ

・珠龍舞ドラパルト

・襷剣舞ゴリランダー

youtu.be

私が現在参加している大会「frontier」のチームメンバーが使用していた「ラグドラパゴリラ」が「対面操作サイクル+起点作成→積み展開」を強く行える並びとして自分好みの性能だったため、主軸を真似して構築を組み始めた。

 

2.f:id:siokouzi_2:20200203171556p:plain

ゴリランダー 剣舞→鉢巻

ラグ・ドラパの使用感は良い一方、襷ゴリラがサイクル下の後出しがしづらかったり、剣舞を積めない時の火力に乏しいと感じたためサイクル性能と瞬発的な火力を確保できる鉢巻に変更。

またゴリラ→GF下の残飯ラグで欠伸ステロループを展開する動きを円滑に行うため、蜻蛉返りを採用したところ上手く合致。「ラグゴリラの対面操作+GF欠伸ステロサイクル→珠ドラパルトを通す」動きを基本的な勝ち筋として固めた。

 

3.f:id:siokouzi_2:20210131032801p:plainf:id:siokouzi_2:20200203170923p:plain

残飯ラグラージ→残飯カバルドン

ラグの個体数が終盤にかけて増加した影響でメタが進行。初手で出落ちしたり選出・立ち回りが歪んで思うように立ち回れないケースが増えたため解雇。

その代わりに吹き飛ばしで起点にされにくく、出落ちしづらいHDカバルドンに変更。

欠伸ステロ要因としての純粋なスペックの高さに加えて「カバの誘う水全般にゴリラ後出し→相手の交代側に蜻蛉返り→カバ着地からGF下で欠伸ステロループ展開を行う」動きがラグの時以上に好感触だったため、そのまま採用。

 残飯+GF下での欠伸ステロの要素は構築に残したかったため、残飯を持たせ「残飯カバ+珠ドラパ+鉢巻ゴリラ」を改めて構築の基本選出として残りの枠を検討。

 

4. f:id:siokouzi_2:20200203171119p:plain

スカーフヒートロトム

カバ・ゴリラとのタイプ補完と動きの相性が優秀。サンダーに雰囲気強めであり、基本選出に通る氷の一貫を切れる枠。上からの対面操作スカトリ+鬼火で柔軟な試合展開を形成できる点を評価して採用。

 

5.f:id:siokouzi_2:20201206025401p:plain

瞑想鉄壁カプ・レヒレ

構築内での状態異常耐性の確保。ドラパの苦手な悪ウーラオスに強く、ドラゴン・氷の一貫を切れる枠。

スカーフ・残飯が持てない中で強い型を検討した結果、スカーフヒトムとの動きが優秀でミミウーラ等の対面的に行動してくる並びへの詰ませが強力な鉄壁瞑想ドレキ型で採用。

 

6.f:id:siokouzi_2:20210131032511p:plain

やどみが搭載ハーブテッカグヤ

ドラパルト以外のエース枠。カバルドン・レヒレが苦手なゴリランダーやランドロスに強く、地面の一貫を切れる枠。

最低限サイクル参加が可能+受け系統やラグ展開等への崩しを行えるやどみが搭載のハーブ型で採用。

 

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で完成。

カバドラパゴリラの基本選出で構築内での太い勝ち筋は充分確保できてるとした上で、ハーブカグヤ・瞑想鉄壁レヒレでの積み、詰ませ展開を用意して勝ち筋の選択肢を分散。

また対面操作技・ステロ・スカトリ・鬼火・やどみが・無効タイプを含めた全体の相性補完等、柔軟な試合展開が行いやすい要素を多く盛り込み、構築+立ち回りで対応できる範囲をできる限り広げることを意識した。

 

個体解説

カバルドン

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性 格:慎重

特 性:砂起こし

実数値:215(252)-133(4)-135-*-136(252+)-67 ※B個体値24-25

持ち物:食べ残し

技構成:地震/ステルスロック/欠伸/吹き飛ばし

調整先

DL調整のD>B

参考元

sakku-poke.hatenablog.com

本構築の主軸①

当初ラグだった枠に変わって構築の中核を担う起点作成・クッション枠。

初手置きorゴリラヒトムの対面操作で安全に着地してから欠伸ステロを展開、裏のエースを通しやすい盤面を形成する。

初手置きからステロを撒いた後、ゴリラを噛ませて1サイクル回してから再度着地。残飯+GFでHPを回復しながらステロ欠伸ループに持ち込む動きが強力。サンダーなども火力のない型であれば、暴風に後出ししながらHP管理しつつ欠伸で切り返していける。対サンダーは基本的にカバを上手く絡めて欠伸ステロで流しながら後続での処理を心掛けていた。

初手置き→欠伸連打で相手の裏を見ながら残飯でHP管理をして展開を作っていけるのがオボンにはない強み。

HDなのはサンダーからの被ダメ軽減と、初手DMラプラスや珠特殊ソウゲン持ちへの出落ちを防ぐため。DL調整を施すことで終盤増加傾向にあった初手DMポリ2にも出落ちせずに済むのが偉かった。

地震の枠はGF下でも威力が下がらない十万馬力も考えたが、命中不安と接触技で余計な負け筋(ゴツメ、静電気etc)を生むのを嫌って採用は見送り。

 

ドラパルト

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性 格:意地っ張り

特 性:すり抜け

実数値:163-189(252+)-95-*-96(4)-194(252)

持ち物:命の珠

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/鋼の翼/竜の舞

本構築の主軸②。エース枠。カバの欠伸ステロやヒトムゴリラの対面操作で上手く一貫を作り、上から高火力を押し付けて有象無象を破壊する。

カバの欠伸ステロ+龍舞珠ドラパでポリ2+レヒレが同居してるような構築以外は、立ち回り次第で大体勝ち筋を作ることができた。龍舞→DMで対面で撃ち合える性能の高さ、有象無象のサイクルや受けループへの崩しetc と単体での自然な対応範囲が広いのがあまりにも優秀。最高のポケモン

鋼の翼はミミッキュと対面撃ち合えるようになるのに加えて、フェアリー+ノーマルタイプの並びに対して技択を解消できるのが偉い。スチルを積んだ後、ウーラ・エスバ・ミミッキ辺りの不意打ち・影打ちにも抗えたりもする。

すり抜けはラグ採用時、身代わり持ちへのメタとして採用していた名残。構築単位でラプラス・壁展開へのメタを用意できるのが偉かったためそのまま続投した。壁展開の他にも身代わり持ちのカグヤ・ミミッキュを貫けたりと、活きる場面は多かった。

意地特化+珠の火力が最強。陽気最速で上から行動できる偉さよりもステロ+龍舞珠の火力で有象無象を縛れる強さを優先。

 

ゴリランダー

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性 格:意地っ張り

特 性:グラスメイカ

実数値:193(140)-194(252+)-116(44)-*-91(4)-114(68)

持ち物:拘り鉢巻

技構成:ウッドハンマー/叩き落とす/蜻蛉返り/グラススライダー

調整先

HB-陽気鉢巻ウーラオスインファイト確定耐え

S-準速61族+1

本構築の主軸③

カバ・ヒトムを絡めたサイクルで有利対面から火力を押し付けたり、疲弊した相手を高火力先制技で一掃する。

珠ドラパがDMの撃ち合いで取りこぼした相手を鉢巻グラスラで縛っていく動きが強かった。ドラパとダイホロウBダウン+鉢巻グラスラのリーチが凄まじい。

蜻蛉返りはカバを噛ませたGF下のステロ欠伸サイクルを円滑に行う上で非常に便利な技。カバの誘う水全般に受け出し→ゴリラ受けのサンダーカイリューを呼びながら蜻蛉返り→カバ着地の動きが強かった。カバドラパ+ゴリラと選出した際にナットの処理に手間取ることが多かったため、馬鹿力の採用も一考。その場合切るならウドハン。

鉢巻グラスラのリーチを落としたくなかったので意地特化。ラプラスなどに上から行動するためSに振った上で、ミミッキュ・ウーラオス・ウオノラゴンとの撃ち合いを意識してHB厚め。


ヒートロトム

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性 格:臆病

特 性:浮遊

実数値:143(140)-*-128(4)-138(100)-129(12)-151(252+)

持ち物:拘りスカーフ

技構成:オーバーヒート/ボルトチェンジ/鬼火/トリック

調整先

S-最速(スカーフ準速ウーラ・最速レヒレ意識)

DL調整のD>B

スカーフ対面操作枠。スカーフボルチェンからカバ・ゴリラなどを着地させてサイクルや展開を円滑に行う。スカトリ+鬼火でレヒレカグヤなどの起点を作る役割も担う。

サンダーへ明確に有利というわけではないが、雰囲気は強いのでカバが出せない時はヒトムで上手く誤魔化していた。

サンダーに受け出す際の被ダメを軽減するためHに振り切りたかったが、火力が低すぎるのも嫌だったのでHCSベース。

この調整のFCスカーフロトムは過去に何度も使ってきたが、個人的に使い勝手が良く気に入ってる。タイプ・技全てが偉い。自分のやりたいポケモンをさせてくれる愛しのポケモン(自分がこのポケモンを使うと、型読みされてどの対面でもボルチェン読み地面後投げやスカトリ読み行動をされまくるのが悩み)

 

カプ・レヒレ

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性 格:図太い

特 性:ミストメイカ

実数値:177(252)-*-183(252+)-115-151(4)-106

持ち物:混乱実

技構成:波乗り/ドレインキッス/瞑想/鉄壁

対悪ウーラ・状態異常耐性枠。サイクル下での最低限のクッション+詰ませ枠。

主にポリ2ミミウーラなどの対面的な動きをする並びに投げる。搦め手やタイプ一致抜群技でレヒレを倒す手段を持たない選出をされていた場合は大体詰ませられる。

ドレインキッスが非常に優秀でウーラフェロ+後続で役割集中的な動きから処理を狙ってくる相手を削りながらHP管理して切り返せる。ポリ2などにも瞑想ガン積みからゴリ押しが可能。

混乱実はカバに残飯が取られた兼ね合いで持たせた。混乱実発動→瞑想or鉄壁積み→ドレキの流れで対面打ち勝てる場合が多かったりと、最低限サイクル参加する上での回復ソース確保+対面性能を底上げできるのが良かった。

HB特化なのはウーラフェロノラゴンなどからの被ダメを最小限に抑えるため。   

 

テッカグヤ

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性 格:控えめ

特 性:ビーストブースト

実数値:189(132)-*-124(4)-152(92+)-125(28)-113(252)

持ち物:パワフルハーブ

技構成:エアスラッシュ/メテオビーム/宿木の種/身代わり

調整先

HB-DM時陽気珠エースバーンのキョダイカキュウ確定耐え

S-準速(+1で最速霊獣ボルトまで抜ける)

DL調整のD>B

参考元

youtu.be

対ゴリラ・ランド枠。サブエース枠。

崩しエースとして2パターンの手段を持つのが強い。パワフルメテオはサンダーナット絡みのサイクルに。やどみがはラキドヒドのような受け寄りの低火力サイクル、ラグ始動の展開にそれぞれ刺さる。

耐性と耐久+やどみがの採用によりサイクル参加もできるおかげで、相手の構築や場面に応じて柔軟に役割を切り返られるのが偉い。ドラパと2枚エース選出をしつつ、カバ+カグヤでサイクルを回す→ドラパorそのままカグヤを通すといった動きが強かった。

エース+最低限とサイクル性能を両立させたかったのでHCSベース。

 

選出パターン

 

 

1.f:id:siokouzi_2:20200203170923p:plain+f:id:siokouzi_2:20200203165451p:plain+f:id:siokouzi_2:20200203171556p:plain

基本選出。

カバ+ゴリラでサイクルを回しつつステロ欠伸展開→ドラパで龍舞積んでDM+鉢巻ゴリラでスイープ。サンダーノラゴン絡みにはこの選出。有象無象をゴリ押せるパワーと高い汎用性があるので、困ったらこの選出。

2.f:id:siokouzi_2:20200203170923p:plain+f:id:siokouzi_2:20210131032511p:plain+( f:id:siokouzi_2:20200203171556p:plainor f:id:siokouzi_2:20200203171119p:plain)

ドラパの通りが悪い構築やサンダーナット絡み・ラグ絡みにはこの選出。ゴリラを選出する際の動きは1-1と同じ。ヒトムを投げる際はカバ+ヒトム+カグヤの3体でサイクルを回しつつカグヤを通す(場合によってはヒトム)動きを取る。

3.f:id:siokouzi_2:20200203170923p:plain+f:id:siokouzi_2:20200203165451p:plain+f:id:siokouzi_2:20210131032511p:plain

ドラパとカグヤ共に通りが良い場合の2枚エース選出。ドラパとカグヤがどちらもDMに依存しない性能を持つエースなおかげで盤面に応じて片方へDMを切った際、もう片方を腐らせる事態が起こらないのが偉い。受けループにはこの選出をすることが多い。

4.f:id:siokouzi_2:20200203170923p:plain+f:id:siokouzi_2:20201206025401p:plain

ヒレで詰ませられそうな構築、ポリ2ミミウーラのような初手DM系統の対面構築にはこの選出。相手の初手DMをカバで腐らながらステロ欠伸→裏のレヒレで詰ませる動きを取る。ラスト1枠は相手に応じて適宜選出。

 

カバは基本的にほぼ選出。その上で通すエース枠を選び、ラスト1枠を相手に応じて2枚エース(ドラパ+カグヤ)、サイクル・スイープ(ヒトムorゴリラ)サイクル・詰ませ(レヒレ)を決める。

カバ自体はメタられやすいポケモンではあるので、明確なメタ枠が来るのを予想できる場合にはちゃんと立ち回りでのケアが可能な選出をするよう気をつける。

 

 

おわりに

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TNなみのはな:最終順位5位/レート2122

TNしおこうじ:最終42位/レート2073

 

S4振り2度目の最終1桁、最終1ページ目としては3度目という結果を納めることができて嬉しいです。

今期は良くも悪くも現状における自分の実力を客観視できました。来期以降は自分のペースで少しずつ構築作り、立ち回り等を研鑽して今以上の実力を身につけていきたいと思います。その上で再び1桁、そして1位を狙えるよう頑張ります。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

 

スペシャルサンクス

・「frontier」チームメンバー「ホウエンビビンバ」の皆さん

・ねるにちの皆さん

・マリカ窓の皆さん

・常日頃応援の言葉をかけてくださる方々

 

 いつも本当にありがとうございます。

 

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第1回杜のヨウカンオフレポート【対戦編】

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 こんにちは、塩麹です。今回は10/23(土)に仙台で開催された「第1回杜のヨウカン」のオフレポート(対戦編)になります。

初めてのオフレポ記事で至らぬ部分も多々ありますが、よければ最後までご覧ください。

使用構築

【剣盾シングルS8使用構築】ドラパガエンミトムナットドリュキッス【最終37位/レート2135】 - 日本の伝統調味料

 今回のオフはシーズン5ルール準拠だったため、シーズン8〜9で使用したドラパガエンミトムに多少手を加えた構築を持っていきました。

元構築との変更点は以下の通り

f:id:siokouzi_2:20200203165451p:plainHASベース→ASぶっぱ

ドラパルトミラーと対パッチラゴン・ウオノラゴン意識

f:id:siokouzi_2:20200312003116p:plainS実数値8387

ポリゴン2になるべく上から行動したいため

f:id:siokouzi_2:20200203171256p:plain叩き落とすボディプレス

対身代わりポリゴン2意識

 

予選ブロック

 本大会は48人規模のオフ大会。まずは全8ブロックに分かれてBO1形式で対戦を行いました。

僕は第7(アローラ)ブロックに割り振られ、全5戦を行うことに。試合内容は以下の通りです。

 

第1戦 モテ期さん 

結果 勝ち

相手:f:id:siokouzi_2:20200203165451p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171611p:plainf:id:siokouzi_2:20201029142400p:plain(f:id:siokouzi_2:20200203170120p:plainf:id:siokouzi_2:20201029142216p:plainf:id:siokouzi_2:20200203164809p:plain)

自分:f:id:siokouzi_2:20200203171146p:plainf:id:siokouzi_2:20200312003116p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171006p:plain

【選出】

 ドリュウズの初手出しが安定に見えたので確定。残りはガエンキッスを選出して、ステロ+捨て台詞+トゲキッスでの展開を狙うことにしました。

【対戦】

 初手に出てきたドラパルトがゴーストダイブを選択してきたため、ドリュを温存した状態でガオガエン交代に成功。その後エースバーン交代に捨て台詞→トゲキッス交代。エスバDMダイジェットのタイミングで再度ガエン交代。キッスと合わせてDMターンを枯らした後、こちらのDMキッス+ドリュウズを通して勝利。

 

第2戦 しゃけさん 

結果 勝ち

相手:f:id:siokouzi_2:20200203171256p:plainf:id:siokouzi_2:20201029142212p:plainf:id:siokouzi_2:20200203170120p:plain(f:id:siokouzi_2:20200203165152p:plainf:id:siokouzi_2:20200203170712p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171611p:plain)

自分:f:id:siokouzi_2:20200203171256p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171215p:plainf:id:siokouzi_2:20200203165451p:plain

【選出】

 …の前に「しゃけまじか」ってなりました。彼は普段から仲良くしてる友人の一人。オフ前日も一緒に仙台で遊んでたほどだったのですが、まさか予選から当たることになるとは…運が良いんだか悪いんだか。

対戦に関して日頃から互いの構築の話をすることも多く、実際今回も構築の中身は割れていたため選出が非常に難しかったです。

悩んだ結果、相手の基本選出であるトドンナット+ギャラドスバンギラス等にサイクルを回しやすいミトムナットは確定。残り1体はバンギで止まるキッスに比べて通しやすそうなドラパを選択しました。

【対戦】

 初手ナットミラーで互いにステロを撒いた後、ナット(塩)のみボディプレを所持していたため体力に余裕を残した状態で迅速にナット(しゃ)を処理。

次に出てきたトドンの欠伸ステロループを宿木→ミトム交代で何とか回避。

今度はドラパに交代するタイミングで相手はギャラに交代。そのままDMでの撃ち合いになりましたが、最速ドラパかつ相手が準速ギャラだったため、上から2発で仕留めることに成功。

その後はラス1トドンを3体で詰めて勝利。(ミトムでトドンにトリックを入れるタイミングで冷B氷から4連で動かなかった時は冷や汗をかきました)

 

第3戦 ルーシィさん 

結果 勝ち

相手:f:id:siokouzi_2:20201029142400p:plainf:id:siokouzi_2:20200203170923p:plainf:id:siokouzi_2:20201029143320p:plain(f:id:siokouzi_2:20200203165451p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171006p:plainf:id:siokouzi_2:20200927032944p:plain(型不明))

自分:f:id:siokouzi_2:20200203171215p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171256p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171006p:plain

【選出】

 ミトムナットのサイクルがある程度通っているように見えたため、この2体は確定。相手のウーラオス・初手DM珠ドラパルトがきつかったため、残り1体はトゲキッスを選択しました。

【対戦】

 初手ミトムジバコ対面でボルチェンを撃ち合いながら対面操作を行い、今度はナットカバ対面に。ナット宿木・カバ欠伸ステロを選択し、互いにサイクルを回し合う形になるも、中盤にミトムDMダイストリームでジバコを半ば機能停止まで削ることに成功。ドラパだったら型と立ち回り次第でやや苦しいですが、それ以外はDMミトム+ナットキッスで撃ち合えると判断しての先手DMでした。

体力を僅かに残したジバコイルポリゴン2に交代。雨ダイスト×2を受け切られてDMターンを枯らされてしまうも、ポリ2がトラアタを撃つタイミングでトリックを入れることができました。これにより裏のカバジバコ含めてナットキッスで詰められる状況が成立し、相手の降参により勝利。

 

第4戦 バンリさん 

結果 負け

相手:f:id:siokouzi_2:20200203165451p:plainf:id:siokouzi_2:20200927032939p:plain??(f:id:siokouzi_2:20201029142223p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171611p:plainf:id:siokouzi_2:20201029142400p:plainf:id:siokouzi_2:20200209034746p:plain)

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【選出】

 ドリュがドラミドロニンフィア・ジバコに刺さっていたため確定。ドリュの苦手なウーラオスをミトムキッスで見ようと選択しました…が、これではエスバへの処理ルートが曖昧なため失敗。相手の1体ずつの圧力が強すぎて選出がまとまりませんでした…。

【対戦】

 初手ミトムドラパ対面。初手珠ダイマまで想定した時に安定行動となるトリック(珠を奪ってミトムで2ターン稼ぎつつ後発DMキッスを通せるため)を選択。しかしDMは切られず、相手から珠ではなく帯を受け取った後シャドボを撃たれる。

その後シャドボを耐えつつボルチェン→キッスに交代しますが、立ち回りが噛み合わずシャドボ→マジフレ→日差しのタイミングでウーラ着地。様子見で再度日差しを撃ちましたが、鉢巻雷Pで予想外のダメージを食らってしまう事態に。拘り読みでドリュ着地に成功するも、ステロを撒くタイミングでDMを切られてしまい、ダイナックル×3+雷Pで3タテされ敗北。

初手ドラパ→ウーラへの対応、中盤のウーラDMに対して岩封を撃たなかった等立ち回りの甘さが目立つ1戦でした…。

 

第5戦 ナットれーさん 

結果 勝ち

相手:f:id:siokouzi_2:20200203171611p:plainf:id:siokouzi_2:20201029143320p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171006p:plain(f:id:siokouzi_2:20200203170923p:plainf:id:siokouzi_2:20200203165451p:plainf:id:siokouzi_2:20200927032944p:plain(型不明))
自分:f:id:siokouzi_2:20200203171215p:plainf:id:siokouzi_2:20200312003116p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171006p:plain

【選出】

 ミトムの初手が安定かつ全体的に通りが良かったため確定。残り2体はガエンキッスを選出し、エスバポリ2に対してガオガエンをクッションにしながら第1戦目同様に捨て台詞→キッスでの展開を狙うことに。

【対戦】

 初手ミトムエスバ対面。相手が上から蜻蛉返りをしてきたためスカーフ確定。お互い対面操作を行う形となり、今度はガエンポリ2対面。ポリ2の身代わりに合わせてバークアウト→捨て台詞で火力を削ぎながらキッスを着地させ、選出段階のプランを通すことに成功。

ポリ2が打開としてDMダイアタックを撃ってくるも、日差し+マジフレで受け切りながらDMターンを枯らす。

その後再度出てきたエスバをガエンで受けつつ、珠悪巧みキッスに崩されそうになるもミトムで何とか処理。最後にポリ2をキッスの起点にした上でDMを通して勝ち。

 

 予選4-1 第7(アローラ)ブロック1位抜け 決勝トナメ進出

オフ大会に参加するのは今回で2回目だったのですが、予選を抜けたのは初めてだったのですごく嬉しかったです。

 

決勝トーナメント

 決勝トナメはBO3形式で対戦を行いました。形式自体は葉桜杯やポケソル大会で慣れていたのもあって特に問題なかったのですが、第1回戦〜決勝戦通して全てBO3で戦うということで、できる限り集中力を保って戦いきろうと努めていました。

 

第1戦 ヨードホルムさん

相手PT:f:id:siokouzi_2:20200203171741p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171006p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171643p:plainf:id:siokouzi_2:20201029143320p:plainf:id:siokouzi_2:20200312003116p:plainf:id:siokouzi_2:20201029144127p:plain

【選出考察】

 全体的にミトムの通りが良いため、初手出しは固い。次に相手の構築にウオノラゴンがいるため、対策としてナットレイもほぼ必須。全試合通してミトムナット+αで選出を組み立てようと考えました。

エース枠に置きたいドラパキッスは共に立ち回り次第では通していくことが可能だったので、この辺は試合を通して有力な方を判別しようとしてました。あとゴチルゼルナットレイがキャッチされたら全てが終わるので、そこだけは気合で回避。

 

1回戦 負け

相手:f:id:siokouzi_2:20200312003116p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171741p:plainf:id:siokouzi_2:20201029144127p:plain

自分:f:id:siokouzi_2:20200203171215p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171256p:plainf:id:siokouzi_2:20200203165451p:plain

 ウオ・ゴチル→ドラパ、ポリ2・アマガ→キッスといった具合に相手の選出次第で通しやすいエースが変わるのですが、1戦目は特に嫌なウオを厚く見てドラパを選出しました。

初手ミトムガエン対面でボルチェン→ドラパ交代で捨て台詞無効→再度ミトムバックに合わせて蜻蛉返りを撃たれ、ゴチルゼル着地。この動きの中でガエンが対面操作技両刀+ボルチェンのダメージからHDと判明(この情報はガエンを相手する上でかなり重要)しました。

その後トリックのタイミングでガエンバックされ、ゴチルを機能停止させることに失敗。ラス1はまだ見えてませんが、ウオだった場合はガエンを削ればドラパを通せると踏んでドロポンを選択。

ロトム の ハイドロポンプ!』

『しかし こうげき は はずれた!』

はい、お約束。ガエンを削らないまま捨て台詞→ウオ着地。なんやかんやでミトムがウオに突破された後にドラパを出したのですが、ウオDMダイドラグーンケアで身代わり連打するも噛み合わず、無駄にHPを削った状態でウオを処理する羽目に。最終的に死に出しガオガエンをドラパナットで崩しきれず敗北。

 

2回戦 勝ち

相手:f:id:siokouzi_2:20200312003116p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171741p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171006p:plain

自分:f:id:siokouzi_2:20200203171215p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171256p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171006p:plain

 1戦目の相手の選出はドラパが重たそうに見えたので、対策として出てきそうなアマガポリ2に通しやすいキッスをドラパに代わり選出しました。

再びミトムガエン対面からスタート。トリックでガエンを拘りロックさせ、相手は捨て台詞→ウオ交代。ここで鬼火を当てれば裏次第ではキッスで詰められると踏んでいました。

ロトム の おにび!』

『しかし こうげき は はずれた!』

…お約束、再び。ミトムはまだ役割があると踏んでナットバックするも、今度はこいつが急所をもらう羽目に。無駄急所ですが(こいつらやってんなあ…)と脳内で思ってました。

その後なんやかんやでキッスミラーの対面。キッス(塩)はマジフレから入るも、キッス(ヨド)は悪巧みを選択。同じ行動を繰り返しC+2キッス(ヨド)が誕生してしまう事態に。相手のDMに合わせてミトムナットを切り、キッス(塩)DM→ダイウォールで相手のDMターン枯らしにはなんとか成功。

その後トゲキッスを死に出し。相手のマジカルシャインを耐えつつダイジェット→ダイバーンで突破し、死に出しでウオが登場。晴れ下のS+1キッスへの突破手段は無いだろう。そう思って日差しから入り、着実に詰めようと考えてました。

『ウオノラゴン の ロックブラスト!』

(?!?!?!?!)

バシーン バシーン \キュウショニアタッタ‼︎/

『ふざけ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止ま』

『こうげき が 2かい あたった!』

(ハァ~~~~~~~~~~~…………)

ロクブラの択を完全に失念していました。こうなると日差し→悪巧み→エアスラの展開が厳しくなる。となると残された手は""あれ""しかない…覚悟を決めました。

トゲキッス の エアスラッシュ!』

『ウオノラゴン は ひるんで うごけない!』

トゲキッス の エアスラッシュ!』

『ウオノラゴン は ひるんで うごけない!』

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

2戦目勝利(一旦休憩を挟んで一緒に自販機へ飲み物を買いに行った先で、「さっきはお互いやってましたね笑」とやりとりを交わしたのを覚えています。)

 

3回戦 勝ち

相手:f:id:siokouzi_2:20200312003116p:plainf:id:siokouzi_2:20201029143320p:plainf:id:siokouzi_2:20201029144127p:plain

自分:f:id:siokouzi_2:20200203171215p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171256p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171006p:plain

 2戦目の選出がかなり好感触だったので再び同じでいくことにしました。

三度ミトムガエン対面。2戦目と同じ動きを経てガエンポリ2とミトムナットでサイクルを回し合い、ミトムゴチルの対面に。

相手のコスモパワー展開を考えた時にミトムDM→ダイスト×2(雨込み)倒せると踏んでDMを切るも、想像以上に硬くダイストが残飯込みで確2圏外に。ダイサンダーを撃てば眠る暇を作らず押し切れそうでしたが、素眠りまで持ち込めばゴリ押せるだろうと再びダイストを選択。しかしこの判断が完全に裏目となり、眠る→DMで雨ダイストを余裕持って受けながらこちらのDMターンが終了。

ミトムドロポン→ボルチェン→キッス交代で非DMゴチルゼルとの対面。身代わりを貼られ長期戦が予想されましたが、こちらが悪巧みを積むタイミングでポリ2バック。

長期戦を嫌ったのとおそらくスワップ系の技ありきの交代でしたが、こうなると再びやることは一つ。

トゲキッス の エアスラッシュ!』

ポリゴン2 は ひるんで うごけない!』

トゲキッス の エアスラッシュ!』

ポリゴン2 の きゅうしょ に あたった!』

ポリゴン2 は たおれた!』

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっしゃああああああああ!!!!!!!!」

3戦目勝利。Togekiss is God.

 

 第2戦 fujiさん

相手PT:f:id:siokouzi_2:20201029142231p:plainf:id:siokouzi_2:20201029142227p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171611p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171256p:plainf:id:siokouzi_2:20200203170923p:plainf:id:siokouzi_2:20200203165152p:plain

【選出考察】

キングドラが構築単位で重いため対策としてナットレイは必須。相手の主軸であろう雨選出は第一に抑えつつ、裏選出のカバ+エスバにも対応できそうな選出を第1戦目同様に全試合を通して組み立てようと考えました。

 

1回戦 勝ち

相手:f:id:siokouzi_2:20201029142231p:plainf:id:siokouzi_2:20201029142227p:plainf:id:siokouzi_2:20200203165152p:plain

自分:f:id:siokouzi_2:20200203171215p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171256p:plainf:id:siokouzi_2:20200203165451p:plain

  ペリグドラに対してミトムナットが安定しそうだったのでこの2体は確定。キッスを投げると相手のエスバがきつかったため、残り1枠にはドラパルトを選択。

初手ミトムペリッパー対面でボルチェン→ナット交代。相手は蜻蛉返りをしてきたため、鉄棘ダメで処理。その後死に出しミミッキュもジャイロ2発で処理(剣舞2積みに対してジャイロ→化けの皮アッキ発動→ジャイロで倒せたため良い乱数を引いた?)。最後にグドラが死に出しされたタイミングで降参が選ばれ勝利。

 

2回戦 負け

相手:f:id:siokouzi_2:20200203171256p:plainf:id:siokouzi_2:20200203170923p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171611p:plain

自分:f:id:siokouzi_2:20200203171215p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171256p:plainf:id:siokouzi_2:20200203165451p:plain

  1戦目の選出が好感触だったのと選出を変えて万が一負けた時、余計な情報を与えたくなかったので同じ選出でいくことにしました。

初手ナットレイに鬼火を撃ち、相手は叩きを選択。ボルチェン→ナット交代をしてナットミラーの対面を再び作りました。ナット(fu)→カバ交代。ステロに対して宿木を撃つも外してしまい、ステロ欠伸ループに入る事態に。

その後深読みを連発しミトムナット2体が欠伸で眠らせてしまい、最終的に裏から出てきたエスバにビルドを積まれて全抜きされて敗北。

 

3回戦 負け

相手: f:id:siokouzi_2:20201029142227p:plainf:id:siokouzi_2:20200203170923p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171611p:plain

自分:f:id:siokouzi_2:20200312003116p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171256p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171006p:plain

 2戦目は出されなかったものの、雨選出への対策としてナットは続投。また先ほどの対戦の中でエスバが飛び膝を搭載してないことが判明し、これによりエスバにガエン後出しが安定するようになりました。

最適解を思案した結果ガエンでミミエスバを受けつつ、カバには挑発捨て台詞→キッスでの展開を狙うのが最も太い勝ち筋だと思い、この2体を選出することに。

初手グドラガエン対面でガエン→ナットレイに交代しドロポンを受ける(初手DMされてたら怪しかった)。このまま突っ張ってくることも考えましたが、2戦目同様に一度カバ交代からステロ欠伸展開を図ってくると予想。そこ一点読みでのガエン再度交代が通り、カバガエン対面を作ることに成功。挑発でステロを封じつつ捨て台詞→キッス着地で当初のプランを通すことができました。

悪巧みのタイミングでカバ→エスバ交代。相手がアイヘを搭載してないことも割れていたため、このまま(DMダイジェットで全抜きできる…!)と思いきや、DM読み飛び跳ねるからの被弾麻痺引きでラム消費。そこからHDカバに+2ジェットを耐えられ欠伸を入れられてしまう事態に…。

交代からの打開策はないため、仕方なくエアスラでカバを突破しキッスを眠らせる。最後に出てきたキングドラがDMダイスト。死に出しナット→ガエンでジェットを受けてガエンを切りながらDMターンを何とか枯らすことに成功。

そして…

ラストナットレイVSキングドラ対面

 

.。oO(ナットの残り体力6割…暴風2回を宿木込みで耐えられれば宿木珠ダメ×2とボディプレスで何とかいけるか…?!)

 

キングドラ の ぼうふう!』

 

.。oO(ナットレイ……耐えてくれ……"""自覚"""を見せろ………!!!!」)

 

             …………フッッ…………(脳裏にふと蘇る記憶)

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.。oO(……?!?!)

 

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.。oO(これは… 葉桜感謝祭でナットレイが3連宿木外しをした時の記憶…?!?!)

.。oO(なんでよりによってこんな時に… いや、あの時はダメだったけど今回こそは…頼む…!!!!)

 

バシーン(ナットレイ体力3割程度)

 

ナットレイ は こんらん した!』

 

「は?!?!!!!????!!!!」

 

ナットレイ は こんらん している!』

 

「おいおいおいおい動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動k」

 

ナットレイ は わけもわからず じぶんを こうげき した!』

 

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」(その場で崩れ落ちる塩麹)(笑いに包まれるオーディエンス)

僕の脳内でみゃすさんが微笑みながら「ナットレイ塩麹(笑)」と言ってました

 

杜のヨウカン 塩麹ベスト8  完 

(混乱せずに動いてたとしても、グドラを倒し切れるか際どいラインではありました。fujiさんを始め対戦してくださった皆様、楽しい試合をありがとうございました!!!!!)

 

〜〜余談~~

 第2回戦終了後、ありがたいことに決勝&3決配信での解説を任せていただくことになりました。

実はオフ前に主催のせさるさんからお誘いがあり、「勝ち上がれなかった場合は是非!」と了承を出していたのですが、無事(?)配信卓を目前に敗北を喫したため当初の予定通り解説を務める運びとなりました。

ベスト4に残れなかったのは悔しかったですが、解説も同じぐらいやりたい意欲があったので結果的には良かったのかも…?いやまあ、それでもナットレイの所業は許さんけど。

解説自体は葉桜杯の方でも定期的にやらせていただいてますが、ご一緒させていただいた実況がせさるさんということで新鮮な気持ちで臨ませていただきました。

せさるさんはプロ実況かのような声色、また落ち着いた雰囲気と格好の良い言葉使い(「この盤面のイニシアチブは○○に…」「(雨ナットを見て)…歴史の重みを感じる並びです」等)が印象的でした。普段ご一緒させていただいてるたかきおすさんとはまた違った趣があり、当然でありますが実況・解説はやる人毎にしかない個性が見られるのが何よりも面白いと思いました。

またオフ会場で解説を務めるのは今回が初めてだったのですが、実況解説・オーディエンス・そしてプレイヤーが一堂に介して目の前で繰り広げられる対戦に熱中する様はえも言われぬ感動がありましたね… 最高でした。

3決はかもねぎなべさんVSfujiさん、決勝はめろーるくんVS十六茶さんでしたが、両試合共に非常に白熱した内容で解説者としては勿論、一オーディエンスとしても楽しませていただきました。

杜のヨウカン 決勝 - YouTube

https://youtu.be/BrWKtd8uwHE

↑上のURLから試合内容が見られますので、興味のある方は是非!シーズン5ルールらしい対戦が見られると思います。

決勝に進出しためろーるくんは僕の友達の一人なのですが、そんな彼が最後DMギャラドスでラス1DMエースバーンを突破した時は、感動と興奮のあまり自分の解説という立場を忘れて叫びそうになりました(実際軽く絶叫してた気がする)

彼が照れ笑いを浮かべながらマイクに向かって感想を述べてる前でたかきおすさんと一緒に両腕をあげて(うおおおおおおお!!!!!)ってしてたのを覚えています。この場を借りて改めて賞賛の言葉を送らせてください。めろーるくん、優勝おめでとう。あの構築はやっぱり強かったね。

 

…とまあ、こんな感じで長々と話してきましたが、この辺りで今回のオフレポは締めたいと思います。ここまでご覧下さった方々ありがとうございました。

最後にはなりますが、オフ当日関わってくださった方々、運営の皆様、おかげ様で当日を楽しく過ごすことができました。この場を借りてお礼させていただきます。本当にありがとうございました!

 

【剣盾シングルS10使用構築】初手ダイマ滅びゲンガロンゲ+モジャハピサイクル【最終2138/10位】

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コンセプト

・初手ダイマで数的有利を取ってから後続で様々形で詰める

・構築内における初手ダイマ対面+受けサイクルの両立

 

構築経緯

1.今期はルール変更によって長らく使用してきた【ドラパガエン】が使えなくなってしまったため、新しい主軸を探すべく序盤から様々な構築を試運転していた(6シーズンもの間ドラパガエンしか使ってなかったため、本当にしんどかった)

その中で「初手ダイマックスで数的有利を取ってから後続で詰める展開が特に手応えを感じたため、これを構築のコンセプトとすることに決めた。

 

2.f:id:siokouzi_2:20200927032913p:plain

 「初手ダイマ」適正のあるポケモンを試す中で【珠ゲンガー】に注目した。高いSから「ダイアシッド」によるバフと高火力で一貫の取れる「キョダイゲンエイ」その他優秀な技範囲で数的有利を取りやすく、またそこから「滅びの歌」をすることで当初予定していた理想的な展開を形成できるため、構築のエースに採用した。

3.f:id:siokouzi_2:20200203171704p:plain

 次に【ゲンガー】が「滅びの歌」をした後の詰め筋として【オーロンゲ】を採用した。

【ゲンガー】で数的有利を取る→「滅びの歌」をしてから【オーロンゲ】の「悪戯心身代わり」連打で勝ち確定の状況を作れる他、撃ちこぼした相手を「不意打ち」で縛れたり「ビルドアップ」を積むことで自身もエース運用出来る点を高く評価した。

また【ゲンガー】が苦手とする【サザンドラ】【悪ウーラオス】などの「悪タイプ」全般に対する安定したクッションとなることができ、逆に【オーロンゲ】が苦手とする「フェアリータイプ」全般は【ゲンガー】で誘い倒すことができるなど相性補完の面においてもある程度優秀であることを踏まえて、この【ゲンガロンゲ】を構築の主軸として残りの枠を検討した。

 

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 まず始めに裏の「初手ダイマ」枠として【ゲンガー】が苦手とする【カビゴン】【ハピナス】【ラッキー】といった特殊受けなどを崩していける【パッチラゴン】を状態異常絡みに強い「ラムの実」持ちで採用し、その次に【ゲンガーorパッチラゴン】【オーロンゲ】の裏に置く「襷アタッカー」枠として【水ウーラオスを採用した。

 

5.ここまでは「初手ダイマ(ゲンガーorパッチラゴン)+オーロンゲ+襷ウーラオスといった対面的な動きだけを想定して構築を組んできたが、こうした要素しか持たない構築は選出択を発生させやすく、また勝ち筋が単純化しやすいため、勝ち筋を分散できて立ち回りによる選出択の緩和が可能なサイクルの要素を構築に加えたいと考えた。

そこで環境で流行っていたダイマエース+受け」の並びが自分の考えに適していたのと「初手ダイマで数的有利を取ってから受け2体で詰める」といった当初予定していた展開を別のアプローチから作れるのを評価して、構築の残り2枠には相性補完の取れた受け要員を採用することに決めた。

 

6.f:id:siokouzi_2:20201003065147p:plainf:id:siokouzi_2:20200927032915p:plainf:id:siokouzi_2:20201003065040p:plainf:id:siokouzi_2:20201003065044p:plain
 この受け要員2体には最終日までモロバレル】【ラッキー】の並びを採用していた。

環境トップメタの【ウーラオス】【リザードン】【アシレーヌ】のような強力なアタッカーに受け回せる並びとして優秀ではあったが、環境が進むにつれて【モロバレル】はメタが厚くなり【ウーラオス】には「珠ダイジェット」や「鉢巻暗黒強打」で押し切られ【アシレーヌ】には「ダイサイコ」を撃たれるのがきつく、また【ラッキー】も【ウルガモス】などの積み技でゴリ押してくるような特殊アタッカーにはかえって起点にされるなど、一貫して相手のメタに丸め込まれて役割遂行がしきれないのが難点だった。

 そこで最終日にモロバレルモジャンボ】【ラッキー→ハピナス】に変更した。

モジャンボ】は物理耐久の高さから物理受けが安定するのと【ゲンガー】【パッチラゴン】を使う上で一貫する「地面技」に対して【モロバレル】と異なり半減で受け出せるのが優秀であり、また【ハピナス】も【ラッキー】では対処の困難だった特殊積みエースに「瞑想」で対抗でき、そのまま自身が強力な詰め筋になれたりとラキバレルで挙げた課題をクリアしてくれていたため、そのまま採用に至った。

 

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で完成。基本的な勝ち筋は【ゲンガーorパッチラゴン】で初手ダイマ→【オーロンゲ】【ウーラオス】で対面処理or【モジャンボ】【ハピナス】による受け回しのどちらかとなる。以下個別解説と選出パターンの説明に移る。

 

個別解説

ゲンガー(キョダイマックス)

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性 格:臆病

特 性:呪われボディ

実数値:135-*-81(4)-182(252)-95-178(252+)

持ち物:命の珠

技構成:シャドーボール/ヘドロ爆弾/マジカルシャイン(orギガドレイン)/滅びの歌

 初手ダイマ枠その1。本構築の起点。見た目が超カッコいい。

刺さりの良い構築には基本的に初手に置いて積極的にダイマを切り、相手に通る技を適宜打ち分けて序盤から一気に盤面を制圧していく。初手から上手く2体を持っていき、相手のラスト1体に「滅びの歌」をして後続の【オーロンゲ】などで勝ち確定の状況に持っていけることも多々あった。

 初手ダイマは強力な戦術である反面、多くのポケモンはその動きを読まれて対処されやすいのが難点だが、この【珠ゲンガー】は初手に出てきた場合「襷」持ちなどを想定して動かれることが多く、初手ダイマが読まれる可能性が低いのが優秀だった。とはいえ、最終日は型が認知されたのか「ノーマルタイプ」と「鋼タイプ」で技を無効化されてダイマターンを凌がれたり、初手に「スカーフ」持ちの【ホルード】【パッチラゴン】を合わせられることも何度あったため、多少なりとも型読み行動へのケアは必要だった。

 技構成はメインウェポンの「シャドーボール」「ヘドロ爆弾」(役割対象への確定数が変わらないのと3割毒が強いので「ヘドロウェーブ」は見送り)、コンセプトの「滅びの歌」まで確定。残り1枠は「水・地面タイプ」に刺さる「ギガドレイン」(「エナジーボール」)と「マジカルシャイン」を適宜入れ替えて使用していた。

最終日は初手【モロバレル】に勝てる「マジカルシャイン」(「ダイフェアリー」→「ゲンエイ」で胞子をケアしながら処理)」を採用していたが、構築単位で見た時【ゲンガー】と【パッチラゴン】が誘う「地面タイプ」に刺さる「草技」の方が良かったかもしれない。

その他の選択肢として、他の珠ゲンガー使用者が採用されていた「破壊光線」はダイマ同士の撃ち合い時に「ダイアタック」のSデバフが非常に優秀だったりこの枠は構築や環境に合わせて検討の余地あり。

 

オーロンゲ(キョダイマックス)

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性 格:腕白

特 性:悪戯心

実数値:193(180)-140-125(228+)-*-95-93(100)

持ち物:混乱実(食べ残しから変更)

技構成:ソウルクラッシュ/不意打ち/身代わり/ビルドアップ

 調整元

H-16n+1(残飯最大効率だけど残飯持ってないので意味ない)

HB-パッチラゴンウーラオス意識でできるだけ高く

S-準速ドサイドン抜き

 初手ダイマの裏に置く枠。「フェアリー」枠。相手の【パッチラゴン】【ウーラオス】に強めな枠。見た目が超カッコいい(ゲンガロンゲと並べた時にWキョダイマックスで色違い(白)なのが最高すぎる)。

 基本的にはこちらの初手ダイマ枠の裏に置き、状況に応じて相手のダイマへの切り返しを行う。こちらが先行初手ダイマをした後に相手が後発ダイマをしてきた場合は「身代わり」でダイマターンを枯らしつつ【オーロンゲ】と後続で処理をする。また初手からダイマ同士の撃ち合いになってこちらが競り負けたら、大体の場合【ゲンガー】【パッチラゴン】が相手を赤ゲージ近くまで削ってくれているため「不意打ち」でスイープを行うようにしていた。一貫してこちらが数的有利を取った場合はそのまま有利な状況を保ち、逆に不利を取った場合には五分の状況に戻すよう心がけていた。

 環境トップの【パッチラゴン】【ウーラオス】に対しては「ビルドアップ」と「フェアリー」打点、先制技の存在で強く出られるため、それらへのメタとして単体で選出することも多々あった。その他「ドラゴン」「悪」技に対するクッションや「ビルドアップ」を駆使した積みエースとして時にはダイマを切ったりと、この【オーロンゲ】1体で様々な動きができるため、非常に使い勝手の良いポケモンだった。

 持ち物は元々「食べ残し」だったが【ハピナス】を採用する兼ね合いで「混乱実」に変更した。回復ソースが有限になったのは若干窮屈ではあったが、身代わりを連発する際により多く貼れたり【ウーラオス】などとの撃ち合い時に確定数をずらせたりと活きる場面は多かった。

 技構成はメインウェポンであり、命中安定かつCのデバフが優秀な「ソウルクラッシュ」先制技の「不意打ち」コンセプトである「身代わり」物理アタッカーへの詰め筋となれる「ビルドアップ」で完結していた。

 

パッチラゴン

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性 格:陽気

特 性:張り切り

実数値:165-152(252)-111(4)-*-90-139(252+)

持ち物:ラムの実

技構成:電撃嘴/逆鱗/けたぐり/燕返し

 初手ダイマ枠その2。ゲンガーが苦手とする構築に通していく。

 【カビゴン】【ラッキー】【ハピナス】辺りの特殊高耐久がいたり、初手に【ゲンガー】【モロバレル】などの状態異常が来そうな構築、その他【モロバレル】【ヒートロトム】などが並ぶタイプ受けのサイクル構築などには積極的に選出していた。

 【ゲンガー】に「命の珠」を持たせている都合上「ラムの実」を持たせたが、前述した通り状態異常絡みの構築を役割対象に加えられるのが優秀で【パッチラゴン】を「鬼火」などで対処している相手を逆手に取れるのが良かった。

 技構成はメインウェポンの「電撃嘴」「逆鱗」と「ダイジェット」媒体の「燕返し」まで確定。残り1枠には「ダイナックル」媒体となる「けたぐり」を採用した。【モロバレル】などの【パッチラゴン】よりSが遅く、状態異常技を撃ってくる相手に「ダイナックル」→「ラム」発動→「ダイジェット」でバフをかけながら突破していく動きが強かった。ただし構築単位で【ハッサム】【ギルガルド】などの「鋼タイプ」全般が重たい傾向にあるため「炎の牙(火炎放射)」の方が良かったかもしれない。

ウーラオス(連撃の型)

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性 格:陽気

特 性:不可視の拳

実数値:175-182(252)-121(4)-*-80-163(252+)

持ち物:気合の襷

技構成:インファイト/水流連打/アクアジェット/カウンター

 初手ダイマの裏に置く襷枠。汎用性の高い襷アタッカーであり、対面選出の一端を担う枠として非常に使い勝手が良かった。

 【パッチラゴン】【ゲンガー】が相手の「地面」タイプを誘うのと構築単位で「炎タイプ」が若干重たいため、それらに強い枠としても重宝した。

 技構成はメインウェポンの「インファイト」「水流連打」先制技の「アクアジェット」までは確定。残り1枠には元々【アシレーヌ】【マリルリ】【ドヒドイデ】などを意識して「雷パンチ」を採用していたが【ゲンガー】や【モジャンボ】【ハピナス】でそれぞれ処理することが多かったため、代わりに相手の物理アタッカーへの切り返しとなり得る「カウンター」を採用した。

「拘りスカーフ」「弱保ダイマ」などの流行によって「カウンター」が警戒されることが少なくなり、例えば初手【パッチラゴン】と対面した時などはダイマ→「ダイジェット」→「襷カウンター」を通し、こちらの後発ダイマで戦況を有利に進めていくことも多々あった。

 

ハピナス

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性 格:穏やか

特 性:天の恵み

実数値:337(52)-*-62(252)-121(204)-170+-75

持ち物:食べ残し

技構成:トライアタック/身代わり/瞑想/タマゴ産み

調整元

H-16n+1(残飯最大効率)

HB-できるだけ高く

HD-C252リザードンの珠キョダイゴクエン(ブラストバーン)+ゴクエンを残飯込み確定2耐え

C-余り

 特殊受け枠。【モジャンボ】との受けサイクルで詰んでいるような構築には積極的に選出していた。

 【ハピナス】への突破手段を持たない特殊アタッカーに対して後出しして交代側に「身代わり」を残し、裏のポケモンに「トライアタック」を撃ってダメージを与えつつ4割追加効果を狙っていく動きが強かった。

 技構成は回復ソースの「タマゴ産み」特殊アタッカーへの詰め筋となり得る「瞑想」までは確定。「身代わり」は相手の状態異常絡みや一撃必殺技へのケア「トライアタック」はタイプ一致のメインウェポンとなり、天の恵みと合わせて構築単位で上振れ要素を加えられるため採用に至った。ただ【パッチラゴン】同様に構築単位で重たい「鋼タイプ」全般への打点として「火炎放射」を採用した方が良かったかもしれない(その場合「身代わり」を切ることになるので、状態異常耐性を付けるために特性は「自然回復」にしたい)

 

モジャンボ

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性 格:呑気

特 性:再生力

実数値:207(252)-120-194(252+)-130-71(4)-63

持ち物:混乱実

技構成:ギガドレイン/地震/宿木の種/守る

 物理受け枠。前述した【ハピナス】の箇所で述べた通り【ハピナス】との受けサイクルで詰んでいるような構築には積極的に選出した。

 持ち物は元々「ゴツゴツメット」だったが、相手のダイマエースに対して後出しすることが多いため「ゴツメ」が発動する機会に乏しいのと「再生力」と「宿木」「ギガドレ」だけでは回復ソースに乏しいと判断して「混乱実」を持たせた。【ウーラオス】【パッチラゴン】【ホルード】などのダイマ→「ダイジェット」に後出しして「守る」「混乱実」発動→交代→後出しの流れで残り体力を確保しつつダイマターンを枯らし、受けを再度成立させる動きが強かった。

 技構成は回復ソースの「宿木の種」ダイマターン枯らしや「宿木」とのシナジーの良い「守る」までは確定。「ギガドレイン」はメインウェポンかつ「宿木」以外の回復ソースとなり「地震」は【パッチラゴン】への役割遂行を早めるために採用した。


 選出パターン

1.(f:id:siokouzi_2:20200927032913p:plainorf:id:siokouzi_2:20200203171714p:plain)+f:id:siokouzi_2:20200203171704p:plain+f:id:siokouzi_2:20200927032939p:plain

基本選出。【ゲンガー】【パッチラゴン】のうち刺さっているどちらかを選出して初手ダイマを切って数的有利を取り、相手のダイマは【オーロンゲ】で切り返しつつ【ウーラオス】と合わせて詰めていく。初手に【ウーラオス】後続にダイマ枠を置いて雑に打ち合わせたり、物理ダイマエースには襷カウンターを合わせつつ、こちらの後発ダイマを通していくこともあった。

 

2.(f:id:siokouzi_2:20200927032913p:plainorf:id:siokouzi_2:20200203171714p:plainorf:id:siokouzi_2:20200203171704p:plain)+f:id:siokouzi_2:20201003065040p:plain+f:id:siokouzi_2:20201003065044p:plain

初手ダイマ+受け選出。初手ダイマの流れまでは1と同じだが、詰め筋として受け2枚を選出する。相手のダイマエースが【ハピナス】【モジャンボ】のどちらかで受けが成立する場合はこの選出をして数的有利を保ったまま受け回すことで詰めることができる。1と比べてサイクル戦を行いやすく、受け2枚でサイクルを回しつつ相手のダイマターンを枯らしてから、1と同様に後発ダイマを通していくこともあった。サイクル戦をより強く意識する場合は、クッションとダイマ枠を兼ねられる【オーロンゲ】を選出することも多かった。

 

おわりに

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TN1954:最終順位10位/レート2138

TNしおこうじ:最終15位/レート2128

  長らく使い続けたドラパガエンが急遽使えなくなり、新環境なのも相まってどこまでやれるか不安でしたが、2ROM10位台&1ROM1ページと個人的に満足のいくシーズンになりました。

今シーズンは序盤から対戦回数を普段以上に増やし、環境考察なども出来る限り行なってきたため、努力が一つ報われた形になってよかったです。最終日は8時頃に瞬間1位を達成できたものの、最後は力及ばずに終わってしまいました。今回の反省を活かしつつ、より良い結果を目指して鎧島環境最後のS11も頑張っていきたいと思います。ここまでご覧いただきありがとうございました。

 

スペシャルサンクス

・常日頃や最終日にTwitterで応援の言葉をかけてくださった方々

・ねるにちの皆さん

・マリカ窓の皆さん

・しゃけさん…色ゲンガー・モンジャラの個体提供。最終日の深夜に急遽モジャンボを使いたくなった時に孵化余りをくれて、レベル上げまでしてくれたのは本当に助かりました。

・segさん…ラムパッチラゴン・襷ウーラオスのアイデア提供。お互い近い系統の構築を使っていたため、構築の情報を共有し合えて助かりました。

・澤村さん…モジャハピの原案となったラキバレルのアイデア提供。攻め+受けの並びの強さを再認識して、最終日に使用するまで至ることができました。最終盤までお互い潜って構築の改善案を投げ合えたのも助かりました。

・つねもりさん…モジャンボを使うきっかけ。つねもりさんが使ってたモジャンボを思い出して最終日採用に至りました。本当に強かったです。

今期は今まで以上に周囲の方々のおかげで構築を完成させられたり、最終日潜りきることができました。ありがとうございました。

 

余談

実は先日の10/1に誕生日を迎えました。表立って他人から何かを祝ってもらうのが苦手でツイートはできなかったのですが、それに関連した事柄でどうしても話したいことがあるので、遅ればせながらここに書かせていただきます。

その「どうしても話したい」のが普段交流させていただいてるせめだいんさんから頂いた「誕生日イラスト」についてなのですが、これがあまりにも最高だったのでここで紹介させてください… いや本当に…

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ヤバくないですか?

何がヤバいって僕の剣盾アバターもそうなんですけど、その後ろに悠然と構える怪獣「ゴジラ」が描かれていることなんです。ツイキャスやたまにツイートで話してるんですけど、実は僕、昔から大の怪獣映画ファンで、その中でもゴジラは大を何個付けても足りないぐらい大大大好き。自室はゴジラのフィギュアに塗れまくってるぐらいなんですけど(↓参考画像)。

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f:id:siokouzi_2:20201003085234j:imagef:id:siokouzi_2:20201003085228j:image

そんなゴジラをまさかこうしてセットで描いてもらえるとは思ってなくて(そもそもイラストを頂けること自体が想定外)この絵を見た時は1人部屋で狂喜乱舞してました。

ゴジラが描かれている他にも、例えば映画『シン・ゴジラ』をもじった『シオ・コウジ』の文字。本家に限りなく近い再現度のロゴが素晴らしいです。さらにその下には公開月っぽく書かれた僕の誕生日。全体的に往年の映画ポスターを彷彿とさせるセピア調のタッチなど、細部まで行き届いた芸の細かさに圧巻です… せめだいんさんには剣盾のS4後にイラストを頂いてから交流があり、よくイラストも描いていただいてるのですが、今回のプレゼントも最高の宝物になりました。改めてこの場を借りてお礼させていただきます。ありがとうございました。

最強絵師せめだいんさんのTwitterアカウント(せめだいん (@semedain_bond) | Twitter)

 

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【剣盾シングルS8使用構築】ドラパガエンミトムナットドリュキッス【最終37位/レート2135】

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コンセプト

 柔軟な試合展開を行えるサイクル+積み展開

・ミトム+ガオガエンの対面操作+鬼火からドラパルト・トゲキッスを通す

ドリュウズorナットレイのステロ+ガオガエンの威嚇捨て台詞から 〃

 

構築経緯

1.f:id:siokouzi_2:20200203165451p:plainf:id:siokouzi_2:20200312003116p:plainf:id:siokouzi_2:20200203171215p:plain

S4から長く使用し続け、扱い慣れた【残飯身代わり龍舞ドラパルト+ガオガエン+スカーフミトム】の【ドラパガエンミトム】を主軸に構築を組み始めた。

※【ドラパガエンミトム】については下記構築記事を参照

【剣盾S4使用構築】ドラパガエンミトム鬼火コントロール【最終2位】 - 日本の伝統調味料

【ドラパガエンミトム】は現環境においてトップメタである【エースバーン】に対して並びでの対応がある程度可能な点を評価した。この強みを立ち回りに落とし込みながら、この3体の並びで重たいポケモン・並びに対応ができ、かつサイクル参加が可能なサイクル・エース枠を検討した。


2.f:id:siokouzi_2:20200203171146p:plain

まず始めに初手の「襷アタッカー」「ステロ要員」や「襷+岩石封じ」を駆使した「エースストッパー」として後続に置きやすく【ドラパガエン】で重い【トゲキッス】【ニンフィア】等の「フェアリータイプ」や、構築全体で重くなる【パッチラゴン】【ジバコイル】等の「電気タイプ」の一貫を切れる【襷ステロドリュウズ】を採用した。


3.f:id:siokouzi_2:20200203171256p:plain

次に構築全体で重くなる【ラプラス】【アシレーヌ】等の水タイプや【ドリュウズ】の一貫を切れ、また【ガエンミトム】それぞれとの相性補完が優秀なサイクル要員となれる他【ドリュウズ】が選出できない時の「ステロ要員」に置ける枠として【ナットレイ】を採用した。

 

4.f:id:siokouzi_2:20200203171006p:plain

最後に【ドラパルト】との攻撃範囲の補完が優秀な第2のエース枠として【ラム日差し悪巧みトゲキッス】を採用した。

 

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基本的には【ドリュorナット】のどちらかで「ステルスロック」を撒く→【ミトムorガエン】の対面操作技でサイクル戦を行いながら相手に負担を与えたり、「威嚇」「捨て台詞」のデバフや「鬼火」「トリック」で起点を作る→【ドラパorキッス】のどちらかを通すのが主な立ち回りとなる。

 

個別解説

ドラパルト
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性 格:陽気

特 性:クリアボディ

実数値:193(236)-163(180)-96(4)-*-97(12)-189(76+)

持ち物:食べ残し

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/身代わり/龍の舞

調整先

S-最速119族+1

DLポリゴン2意識のD>B

 エースその1。【ドリュorナット】の「ステロ」から【ミトムorガエン】での対面操作で有利対面を作ったり「鬼火」「捨て台詞」「トリック」等で起点を使ってから「身代わり」を貼り「龍の舞」を積んで全抜きを狙っていく。

 【ポリゴン2】の台頭により以前に比べると通りは悪くなってしまったが【ミトムナット】の「トリック」「叩き落とす」で「進化の輝石」を無効化したり、また「イカサマ」が無ければ【ガオガエン】の「バークアウト」「捨て台詞」でデバフを掛けまくってから起点にしたりと、選出と立ち回り次第では何とか対応することができた。また【ポリゴン2】のいない構築(ほぼいない)に対してはかなり強気に通していけたと思う。

 「Hライン」はサイクル戦の中で後出しする機会の多さや、有象無象の攻撃を耐えるために最大限まで振り「Sライン」は「最速エースバーン抜き」まで上げて、残りをAに回した。

過去に使用した【ドラパルト】に比べて若干Aを削った形にはなったが、サイクル戦の中でうまく削りを入れたり「龍舞」を積み切ってから通すことが多いため、火力面で気になることはほとんどなかった。

 「特性」は【ギャラドス】【ウインディ】【ガオガエン】等の「威嚇サイクル」へのメタやDM同士の撃ち合い時のデバフを無効化できる【クリアボディ】で採用した。

 

ガオガエン

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性 格:図太い

特 性:威嚇

実数値:201(244)-*-155(244+)-100-110-83(20)

持ち物:混乱実

技構成:バークアウト/挑発/捨て台詞/鬼火

調整先

S-4振り61族+1

 サイクル要員その1。タイプ上有利な物理全般に対するクッションであり「ステロ」と併せて「威嚇」+「捨て台詞」で相手を流しつつ、削りを入れてサイクルを回したり「鬼火」で後続の起点を作っていく。

 トップメタである【エースバーン】に対して【ドラパorキッス】対面から【ガオガエン】に交代することで、相手から飛んでくるであろう「炎技」「鋼技」を受けながら「鬼火」「捨て台詞」などを絡めてサイクルを展開し【ドラパorキッス】で起点にしていく流れが強かった。

 「調整」は以前【トゲキッス 】【ニンフィア】等の特殊「フェアリータイプ」や【リザードン】への誤魔化しとして「HDベース」で採用していたが、現環境においてはトップメタである【エースバーン】【ゴリランダー】に対するクッション性能を強く要求されるため「HB特化」で採用した。

 「Sライン」は同族である【アシレーヌ】【ラプラス】に対して上から「捨て台詞」を撃って【ミトムorナット】に交代した方が良く、また【ニンフィア】【ピクシー】【ポリゴン2】にはそれに加えて「挑発」を上から当たれば補助技を阻止できるため、耐久ラインを落とさない範囲で「4振りバンギラス抜き」まで最低限Sを振った。ミラーも上から「挑発」を撃つことで相手の下からの「捨て台詞」を阻止できたりと、技構成の都合上ミラー意識でSを落とす必要性は「蜻蛉返り」を搭載されてる場合以外感じなかった。

 「技構成」は【ガオガエン】のアイデンティティとなる対面操作技で「ステロ」とのシナジーが高い「捨て台詞」は確定。残りの技は物理全般への潰し+起点作成の「鬼火」・【ドラパルト】への打点+デバフでの起点作成が行える「バークアウト」・【ガオガエン】自身が苦手とする【カバルドン】【ナットレイ】等のステロ展開を阻止できる他、前述したように一部の同族やミラーとの対面で役立つ「挑発」を採用した。

「バークアウト」は【身代わりドラパルト】に対しての貫通打点となる他【身代わりポリゴン2】に対して「バクア」連打→【ドラパ orキッス」で起点にしていけるのが優秀だった。

また「挑発」は主に【カバルドン】に対して「挑発」で「欠伸」「ステロ」阻止→「捨て台詞」で地震を透かしつつ【トゲキッス】後出し→「悪巧み」の起点にしていく立ち回りを取れるのが強かった。

「炎技」は技構成の都合で切った形になったが、主に撃ちたい【ナットレイ】【ゴリランダー】等に対しては「鬼火」→【ドラパorキッス】で対応ができるため、なくても気になることはそこまでなかった。【ニンフィア】【トゲキッス 】等の「フェアリータイプ」への有効打が無くなったが、物理打点の「フレアドライブ」を採用しない限り打点はないに等しいので問題ない。

「鬼火」の枠は「嫉妬の炎」で採用していた時期もあったが、前述した理由で「炎技」を搭載する意義が薄かったことに加えて、主に非DMの【エースバーン】を筆頭とした物理全般に対して火傷を入れられないのが気になることが多く、確実に物理潰しができる「鬼火」を採用した。

 

ウォッシュロトム

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性 格:真面目※臆病ミント使用

特 性:浮遊

実数値:143(140)-*-128(4)-142(132)-129(12)-147(220+)

持ち物:拘りスカーフ

技構成:ハイドロポンプ/ボルトチェンジ/鬼火/トリック

調整先

S-スカーフ込みで最速ギャラドス+1

DLポリゴン2意識のD>B

 「スカーフ」枠。サイクル要員その2。初手に投げて先制「ボルトチェンジ」で削りを行ったり【ガオガエン】と併せて対面操作を行う。またサイクル戦で疲弊した相手のポケモンの一掃を担う。

 トップメタである【エースバーン+トゲキッス+カバルドン】のような並びに単体で強く、また【ポリゴン2】や一定数いる「受けループ」に対しても「スカトリ」で崩すことができるため、現環境に刺さっているポケモンだったと思う。

 【ミトム】を現環境において使う上で最もケアしなければいけない【ゴリランダー】に対しては【ドラパガエン】【ナットレイ】【トゲキッス 】と構築単体で圧力を掛けられており、選出されづらいor選出されても困ることがほぼなかったため、かなり動かしやすかった。

ただし【ドラパルト】だけは偶発対面した場合、型次第では簡単にサイクルが崩壊しかねないため【ドラパルト】入りの構築に出す際には、選出と立ち回りに注意が必要だった。

 

ナットレイ

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性 格:呑気

特 性:鉄の刺

実数値:181(252)-114-201(252)-*-137(4)-22

持ち物:オッカの実

技構成:ジャイロボール/叩き落とす/宿木の種/ステルスロック

 「ステロ」要員その1。サイクル要員その3。【ドラパガエン】で重い【アシレーヌ】【ラプラス】等の「水タイプ」や【ドリュウズ】等の「地面タイプ」に強めな枠。

前述したポケモンの他【ポリゴン2】に対して強いのも優秀で「身代わり」持ち以外には、後出しをしながら「叩き落とす」で「進化の輝石」を無効化しつつ崩していけるのが良かった。

 【ミトムorガオガエン】との相性補完が優秀で、それぞれ対面操作技から【ナットレイ】後出し→「ステロ」「宿木」を撒いてサイクルを形成していき、最終的に【ドラパorキッス】を通していく流れが強かった。

 【エースバーン】には成す術がないので、もし【エースバーン】入りの構築に出す際には、初手に置くことは絶対に避ける他、サイクルの中で対面してもケアの効く立ち回りや選出を心掛けていた。

 

ドリュウズ

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性 格:陽気

特 性:型破り

実数値:185-187(252)-81(4)-*-85-154(252+)

持ち物:気合の襷

技構成:地震/アイアンヘッド/岩石封じ/ステルスロック

 「ステロ要員」その2。「襷要員」。【ドラパガエン】で重い【トゲキッス】【ニンフィア】等の「フェアリータイプ」や構築単位で重くなる【ジバコイル】【パッチラゴン】等の「電気タイプ」に強めな枠。

初手に投げて「襷アタッカー」として運用する他、後続に置いて「襷+岩石封じ」を駆使した「エースストッパー」や「ステロ」撒きなど、その役割は多岐に渡る。

 【ゴリランダー】【ウーラオス】の台頭や個体数が増加した【カバルドン】に対して隙を見せやすいため、以前に比べて気軽に初手に置いたり、選出自体がしづらくなったりと逆風は強かったが【ドリュウズ】の存在により前述したポケモンに構築単位で隙を見せずに済んでいたのは良かった。

 

トゲキッス 

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性 格:臆病

特 性:天の恵み

実数値:191(244)-*-116(4)-141(4)-136(4)-145(252)

持ち物:ラムの実

技構成:エアスラッシュ/マジカルフレイム/悪巧み/朝の日差し

参考元

https://note.com/81_poke/n/n12a04f3de5a7

 エースその2。【ドラパルト】では突破の困難な相手に対して選出し、全抜きを狙っていく。

 「マジカルフレイム」「朝の日差し」を搭載することで【ポリゴン2】との対面で「マジフレ」→「悪巧み」→「朝の日差し」の流れで相手の立ち回りと追加効果の有無次第ではあるが、起点にして全抜きを狙えるのが強かった。

また「朝の日差し」という回復ソースの存在によってエース枠でありながらサイクル参加も可能なのが優秀だった。【残飯身代わり龍舞ドラパルト】もそうだが、「エース」と「クッション」両方の役割を担えるポケモンは、サイクル系統の構築で選出や試合展開をかなり柔軟に組み立てられる点においてかなり優れていると思う。

 「Hライン」はサイクル戦の中で後出しする機会の多さや、有象無象の攻撃を耐えるために最大限まで振り「Sライン」はミラーでなるべく上から「マジフレ」を撃つ為に最速にした。【ドラパルト】同様に「悪巧み」を積み切ってから通していくことが多いため、火力面で気になることはほとんどなかった。

 「持ち物」は【ポリゴン2】との対面で「放電」「トライアタック」の追加効果を一度まで許容したり【カバルドン】対面で「欠伸」をケアしながら「悪巧み」を積むために「ラムの実」を持たせた。

 

選出パターン

1.f:id:siokouzi_2:20200203171215p:plain+(f:id:siokouzi_2:20200312003116p:plainorf:id:siokouzi_2:20200203171256p:plain)+(f:id:siokouzi_2:20200203165451p:plainorf:id:siokouzi_2:20200203171006p:plain)

【ミトム】を中心としたサイクル。クッション要員には併せて対面操作や「鬼火」撒きができる【ガオガエン】or「ステロ」撒きの【ナットレイ】エースは【ドラパorキッス】

2.f:id:siokouzi_2:20200312003116p:plain+(f:id:siokouzi_2:20200203171256p:plainorf:id:siokouzi_2:20200203171146p:plain)+(f:id:siokouzi_2:20200203165451p:plainorf:id:siokouzi_2:20200203171006p:plain)

「ステロ」と【ガオガエン】の「威嚇」+「捨て台詞」を中心としたサイクル。「ステロ」撒きは【ドリュorナット】エースは【ドラパorキッス】

3.(f:id:siokouzi_2:20200203171215p:plainorf:id:siokouzi_2:20200203171146p:plain)+f:id:siokouzi_2:20200203165451p:plain+f:id:siokouzi_2:20200203171006p:plain

エース2枚選出。【ミトムorドリュ】で起点を作ってから【ドラパキッス】 の両エースのどちらかを通していく。2体共に相手のDMを強要させる力があるため、片方にDMを切らせて落とす→後からもう片方の後切りDMを通す、といった立ち回りを取ることが多かった。

 

 いずれの選出パターンにおいても【ドラパキッス】のどちらかを選出して通していくのが基本的な立ち回りではあるが、2体共にサイクルの中でのクッション性能もある程度有しているため、【ドラパキッス】をクッション要員にして、アタッカー性能のある【ミトムorドリュ】をスイーパーに置くこともたまにあった。

 

おわりに

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TNしおこうじ:最終順位37位/レート2135

TNゴジラ:最終111位/レート2103

個人的に今まで使ってきたドラパガエンの中で最も納得のいく構築に仕上げられました。結果こそ最終2桁前半でしたが、最終日最高2位までいけたり、2200チャレンジを何度も仕掛けることもできました(全部通せませんでしたが)。また最終日も含めて安定して上位帯で戦い抜くことができたりと、非常に充実感のあるシーズンを送ることができたと感じています。引き続き自分自身の目標を達成できるよう、このDLC解禁後の現環境を頑張っていきたいと思います。ここまでご覧いただきありがとうございました。

 

スペシャルサンクス

・常日頃や最終日にTwitterで応援の言葉をかけてくださった方々

・通話で交流していただいたり、構築相談に乗ってくださった方々

・穏やか窓の皆さん

・ねるにち界隈の皆さん

・構築相談や最終日付近で試運転に付き合っていただいた澤村さん

 

余談

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  •  実況者であり、僕が5世代の頃からファンであるYouTaroさん(ゆーたろ YouTaro (@YouTaro_) | Twitter)の配信で声援をいただいたり、YouTaroさんや一部のリスナーの方々からプロフィールで応援していただけました。最終日を潜る上で本当に励みになってました。この場を借りて改めてお礼させていただきます。ありがとうございました。

YouTaroさんのYouTubeアカウントゆーたろYouTaro - YouTube

 

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【剣盾S6使用構築】ドラパガエンカットム鬼火コントロール+対面ハイブリッド【最終12位/レート2173】

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コンセプト

・構築内におけるサイクル+積み展開+対面の両立

ガオガエン+カットムの対面操作+鬼火からドラパルト・アシレーヌミミッキュを通す

ドリュウズのステロ+ガオガエンの威嚇捨て台詞から 〃

 

構築経緯

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1.今シーズン(前シーズン含め)は、S4に使用して手応えを感じた【龍舞ドラパルト+ガオガエンを使い続けたいと考えていたため、この2体から再度構築を組み始めた。

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【祝】気がついたらブログ総閲覧数が10万人を突破していたらしい

 

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 この度当ブログの総閲覧数が先日10万人を突破しました。XYの頃に細々と立ち上げてORAS〜SMの間は完全放置。USUM〜剣盾にかけて再び動かし始めた当ブログですが、ここまでたくさんの方々に記事を閲覧していただけて大変嬉しい限りです。本当にありがとうございます。

 記事の内容は今までと何が変わるというわけでもなく、自己満足程度のものを書き連ねていけたらと思います。今後ともどうぞよしなにお願いします。

 

 ここ数日の伸びっぷりがすごい(こなみ)剣盾S4最終日、最後まで諦めずに頑張ってよかったです。

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【剣盾S4使用構築】ドラパガエンミトム鬼火コントロール【最終2位】

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コンセプト

ガオガエン+ミトムのトンボルチェンによる対面操作からドラパルト・アイアントを通す

・鬼火+ドラパルト・ピクシーによる積み、詰ませを狙う

 

構築経緯

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1.S4で新たに解禁されたポケモンの中で使ってみたかったガオガエンから構築を組み始めた。アタッカーとして使うよりも優秀な耐性と耐久、特性「威嚇」や「鬼火」「蜻蛉返り」など豊富な補助技と対面操作技を駆使したクッションとして運用する方が性能をより活かせると思い、クッション型をベースに相性の良い取り巻きを模索した。

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